【ライブレポート】都市型オールナイト野外フェスBayCamp2017に行ってきた
こんにちは、JAKOです!
9月9日(土)に行われた都市型の野外フェスBayCamp(ベイキャンプ)の様子をレポートしたいと思います。
BayCampとは?
BayCampとは、神奈川県川崎市の東扇島東公園で行われるオールナイトの野外フェスです。
2017年は正午12時にスタートし、翌朝の5時までぶっ通しで様々なアーティストの演奏を楽しむことが出来ました。
チケットの料金は9500円に、入場の際にドリンク代として別途500円が必要です。
また会場内にはテントサイトが設置され1名につき1500円で利用する事が可能です。
- チケット代:9500円
- 別途ドリンク代:500円
- テントサイト利用:1500円/1名
- 駐車場:2000円
気になる出演アーティストは?
BayCampの1つの特徴は、アーティストの出演数の多さです。今回は60組近いアーティストが出演、恐らくこれは1dayの音楽フェスでは国内最大級の多さではないでしょうか。
こちらがBayCamp2017の出演アーティストのタイムテーブルです。
The pillowsやThe Birthdayといった邦楽ロック界の重鎮からYogee New Wavesやシャムキャッツ、フレンズといったネオシティポップの代表バンド、そしてヒップホップ界を代表してCreepy Nutsの出演など多種多様なアーティストを楽しむ事が出来ます。
BayCamp2017の代表的な出演アーティスト
- Awesome City Club
- ヤバイTシャツ屋さん
- Creepy Nuts
- シャムキャッツ
- SPECIAL OTHERS
- きのこ帝国
- フレデリック
- the pillows
- SHISHAMO
- キュウソネコカミ
- The Birthday
- 水曜日のカンパネラ
- 夜の本気ダンス
ライブの様子
今回見る事が出来たアーティストは以下の11組。
- ヤバイTシャツ屋さん
- Creepy Nuts
- Yogee New Waves
- シャムキャッツ
- フレデリック
- the pillows
- ねごと
- SHISHAMO
- The Birthday
- 水曜日のカンパネラ
- 神聖かまってちゃん
他にも観たいアーティストは山程あったのですが、体力的な問題で全部は見る事が出来ませんでした。今回はその中でも特に印象に残ったCreepy Nuts、Yogee New Waves、The Birthdayについて話したいと思います!
Creepy Nuts
まず印象に残ったのはメインステージEAST ISLAND STAGEのトップバッターを務めたCreepy Nuts。ロック中心のアーティスト構成の中で、異色とも言える唯一のヒップホップアーティストである彼らのパフォーマンスは、邦楽ロックファンにも大きな爪痕を残していましまた。
ライブ中にはファンと積極的にコミュニケーションを取り、お客さんから出された6つのワードでR-指定がフリスタイルを披露する場面は圧巻でした!
Yogee New Waves
もはや国内ロックフェスの常連となったYogee New Waves。ヨギーをフェスで観るのはこれで3回目ですが、回数を重ねるごとにヨギーのエネルギッシュな演奏に惹かれてしまいます。
今回は曲の途中で、ベースの弦が切れてしまい前ステージのアーティストであった大森靖子バンドのベースを借りるというハプニングも発生!
シティポップやネオシティポップの括りされオシャレポップなイメージの強いYogeeNewWavesですが、ライブパフォーマンスはロックそのもの!夕暮れのステージも相まってヨギーサウンドに酔いしれる事が出来ました。
Yogee New Waves | BAYCAMP 2017
The Birthday
邦ロック界の重鎮。チバユウスケ率いるThe BirthdayがBayCamp2017年に出演。正直TheBirthdayを、目当てに足を運んだお客さんは多くない気がしましたが、ゴリゴリのガレージロックでその場にいたオーディエンスを釘付けに!
個人的にはミッシェルの大ファンだった私は大興奮のステージでした。チバユウスケ健在!間違いなくBayCamp2017のベストアクトです。
BayCampに満足だった点
今回のBayCamp2017参戦で満足した点について少しお話したいと思います。
4つのステージで様々なアーティストを観れる
BayCampの一番の魅力である、アーティストの出演の多さは、オールナイトとは言え、観たいバンドが多くもっと時間が欲しい!と思わせる程。
またステージ毎に特色があり、サブステージであるFREE THROW GARDENやMOROMI STAGEではこれからのロック界を担っていくであろう新生アーティストを楽しむことができます。
ステージ同士が近い
これは都市型フェスの1つの魅力かもしれませんが、ステージ同士が近いためにステージからステージへの移動に時間や体力を使いません。
また、都市型フェスならではのアーバンな雰囲気も魅力でした。会場からは川崎の工場地帯を眺める事ができ、夜の工事の雰囲気がまたフェスに独特の雰囲気を与えていました。
BayCampに不満だった点
一方で今回のBayCampで若干の不満が残る点も多少ありました。
川崎駅からのアクセスの悪さ
特に、川崎駅から会場である東扇島東公園へのアクセスの悪さは大変不満でした。
徒歩や自転車への来場は禁止になっているため、川崎駅からの無料シャトルバスの利用が必須になります。
ただ、川崎駅から会場へ向かうバスの本数が少ないのか、駅近くでバスを1時間以上待つ羽目に…。帰りも、同じように会場から川崎駅に向かうバスを1時間以上待つ必要がありました。
隣のステージの音が聞こえてしまう
ステージ同士の近さは魅力でもあるのですが、隣のステージの演奏音やリハーサルの音がどうしても気になってしまいます。
特にメインステージのPLANT STAGEとEAST ISLAND STAGEは隣同士に併設されているため、両方の音が入り混じってしまっていました。
出演しているアーティストもこれには困惑していたようで、演奏を中止する場面も見られました。
来年はどうにか工夫して頂けると良いですね!
来年BayCampに行く人へのアドバイス
初参戦のBayCampで良かった点も悪かった点もそれぞれ見る事が出来ましたが、もちろん来年度も行くつもりです。
読んでいただいた方に来年行きたいと考えている方もいるかも知れないので、アドバイスを。
1つは、やはり会場へのアクセスが悪いので、駐車場を取り車で来場する事をオススメします。でもやっぱフェスではお酒を飲みたい!と考えている方は、会場へのバスが混み出す前に会場へ向かう事をオススメします!
また、9月のフェスとは言え、深夜になると気温が下がるので上着の持参は必須です!また雨を凌ぐ場所が無いので雨具も併せて持っていくと良いでしょう。