【高校野球】馬鹿な大人達が甲子園をダメにしそうな件について【タオル回し】
今年も球児達の熱い熱戦が甲子園で繰り広げられている。
「甲子園」はもはや日本の夏の風物詩だ。
「最近の若者は〜」とか言うウルサイ大人達もこの時ばかりは、文句を言わずに球児の真剣なプレーに魅入る…
はずだった。
ところがどっこい、先日こんな酷いニュースを見た。
要は、「甲子園」の応援スタイルについてだ。
最近の甲子園では、プロ野球同様、ブラスバンドの音楽に合わせて「タオルを回して応援する」スタイルが流行っている。
なんとウルサイ大人達は、この応援スタイルにまで文句を付けだしたのである。
馬鹿な大人の主張はこうだ。
- タオルを回して応援するスタイルは、相手校の選手のプレッシャーになる。
- 応援は勝敗に影響を与えてはならない。
- 高校野球は礼に始まり礼に終わる。
- タオル回しはけしからん。
ちなみにこの騒動を受けて、甲子園を統括する大会本部まで「タオル回し」の自粛を出場校に求める通達を出した。
…はぁ?
応援ってそもそも「自分の応援しているチームが少しでも勝ちに近づく為」にルールに則ってやるものじゃないんですかね。
勝敗に関係のない応援って何の意味があるんですかね。
もちろん汚いヤジや暴言は、マナー違反だし禁止されるべきだと思う。
けれども、応援しているチームが何とか勝てるように工夫して始めた「タオル回し」。
何が悪いんですか?
こういうトンチンカンな事を言い出すウルサイ大人達に限って、高校野球は「礼に始まり礼に終わる」だとか「青少年の健全な育成」の為にあると思っている。
もちろん礼に溢れている高校野球は素晴らしいと思う。
けれどもそれは、
結果であって目的ではない。
自分も高校時代、甲子園を目指して野球をやっていたから分かるが、球児達は「礼に溢れた人」になる為に野球をしているのでは無い。
ただただ「野球が上手くなりたい」「勝ちたい」から野球をしているのだ。
今回のタオル回しの自粛に対して、様々な意見があるのは良いと思う。
けれどもそこだけは我々大人達は履き違えてはいけない気がしてならない。